呉の都督の連携はどの三国志のゲームでも強いことが多いのですあ、このゲームではあまりお勧めといった感じではなかったと思います。実際に周瑜、陸遜、魯粛、呂蒙による「江東都督」という絆があり、部曲の謀略攻撃+11%の効果があるので私も四軍で使っていましたが、メインで育成するモチベーションが得られるほどではなかったです。しかし、将相武将の龐統が追加されると、陸遜の火力が一気に増すようになりました。その内容についてまとめます。
構成
絆・江東都督の周瑜を龐統に入れ替えた編成です。周瑜は絆・伝説で龐統のスペックを上げているので、実質的には江東都督のアップグレード版といった感じでしょうか。未登場の玄・周瑜がどのような影響を及ぼすか未知数であり、拡張性のある構成になっています。
![]() 陸遜 | ![]() 魯粛 | ![]() 龐統 | ![]() 玄・周瑜 |
効果
戦闘中のみ有効。陸遜の固有技の燃焼効果が終了した時、追加でもう1回燃焼を付与する。1ターン継続する。
ゲーム内の表記はこのような感じです。この表現では?だったので、次の観点で確認することとしました。
- 追加される燃焼の具体的タイミングと、その内容
- この効果の影響度合い
(1)効果発現のタイミング

陸遜の固有技・火焼陣営の発動とダメージ付与、そして火傷状態の有無の推移について、「連環の罠」の有無別に図示しました。
陸遜の固有技「火燃陣営」
敵方部曲に火傷状態を付与し、さらに敵方部曲の謀略防御を低下させ、2ターン持続する。戦闘開始後1ターンに発動する。後続発動CD:3ターン
ちなみに、火傷とは次のようなものです。
謀略ダメージを与え、敵方部曲の現在の兵士数に応じて今回のダメージに付加を提供する。兵士数が多いほど、ダメージ付加は高くなり、最大50%までの付加を提供できる。
戦闘日誌で実際の流れを確認しましたが、火焼陣営を発動するとダメージ付与、そして火傷状態となり、2ターン持続は「ダメージ付与は発動当該ターンと次のターン、火傷状態は次から2ターン」という意味合いでした。
連環の罠の「追加でもう1回燃焼を付与する」というのは、この2ターン持続後に対しての処置であり、そのタイミングは図の赤丸の箇所であることを確認しました。
(2)効果の影響度合い
前項のタイミングの確認結果からもわかるように、連環の罠の絆により、陸遜の固有技によって、毎ターンでダメージ付与、2ターン目以降戦闘終了まで火傷状態とすることができることになります。このことにより、その影響度合いは次のようになります。
- 謀略ダメージは、3/2=1.5倍
- 他の技で、「火傷状態にある場合」をほぼ全てのターンで適用できる
ただ、火傷状態であることを前提とした追加ダメージを付与できる技は、ほとんどが「2ターン発動・CD3ターン」「3ターン発動・CD3ターン」であり、追加効果の恩恵を受けることができるのは、技・「四面楚歌」のみということになります。
まとめ
連環の罠の絆効果は、全てのターンで陸遜の固有技・火焼陣営のダメージ付与、2ターン目以降戦闘終了まで火傷状態とすることができる。
その追加効果は、絆なしと比べて1.5倍くらいになることが見込まれる。
MEMO
呉の武将がこれまであまり活躍できる感じではなかったのですが、龐統の登場で陸遜はかなり「使える」武将になった気がします。元々火力は高い方であったのですが、毎ターンで固有技によるダメージ付与は協力であり、これまで四軍としてですが、江東都督を育成してきて良かったと思っています。龐統の★を重ねるのはなかなか難しいですが、趙雲の育成後は龐統を育てようと考え始めています。




