遠征1(クロスサーバー)終了時点で、実質アクティブメンバーが20名ほどになり、単独での存続は困難な状況でした。おそらく、中堅以下の連盟の多くが抱えている課題がメンバー不足の解消であり、その方策は以下の2つです。
- 在野主公の勧誘
- 連盟の吸収合併
実際に、1は候補となる人も少ないし、10~20名規模に対する対策としては効果的ではありません。つまり、2しか方策はないということで、この戦備サーバーで私たちも吸収合併を念頭に置いた活動を始めました。その推移と結果について、まとめました。
吸収されることを前提とした交渉
当方は20名ほど、連盟ランキングでも105位と表記欄外ということもあり、自然と「吸収されること」を前提とした相手探しとなりました。15~20名規模で吸収相手をさがしている30名規模の連盟が対象となりますが、需要と供給が程よくバランスしているのか、複数の連盟と話が進むようになります。連盟ランキングも60~70位くらいのところからの話が多くありました。私たちのコンセプトが「リアル優先で、いろいろな楽しみ方を尊重し、マイペースで楽しむ」ということに照らし合わせて、交渉先の優先順位を考えました。
強さ | 特徴 | |
---|---|---|
連盟A | ◎ | 声がかかったタイミングが遅かった。他の連盟と交渉がかなり進んでいた。結果的にはかなり強い連盟のようで分不相応だったと思う。 |
連盟B | 〇 | 規律が厳しく、編成など相談に乗りながらも、ある一定そのとおり実行することがルール化されている。 |
連盟C | △ | コンセプトはほぼ同じであり、安心して合流できると思われる。 |
連盟D | △ | 大人しい感じで、あまりアクティブさを感じなかった。でも個々には強そうな人がいる感じ。複数ルートからコンタクトがあった。 |
戦備サーバーが開始されてからすぐに個々の交渉が始まり、盟主としては連絡を受けたものに対応する、副盟主がセカチャ等を通して交渉相手を探るといった形でスタートしました。実際に検討の遡上に残ったのが連盟A~連盟Dでしたが、メンバーにもアンケートを取った結果、こちらのコンセプトとの合致度合いを優先することとなり、連盟Cに合流することとなりました。この時点で、自連盟の消滅が決定であり、少し寂しく感じたものの、仕方ないかなと諦めの気持ちでした。
合流の手続きをする人なり、順次脱退し、相手連盟に加入申請をしていきました。・・・すると半日経過しても承認されないで放置されます。この結果に、多くのメンバーが相手先への不信感(内部統制やアクティブさなど)を持つようになり、全員がまた戻っていきます。ここでは、盟主なので、最後まで残ることにしていたのが功を奏しました。スムーズに出戻りを受け入れることができたので。(笑)
丁寧に、連盟Cにはお断りを入れて、まず第一回目の吸収合併の取り組みは失敗に終わります。
奇跡のタイミングでの提案
吸収されることを前提としてきたので、その先として良かれと思って選んだ結果があまり良くなかったことは、少し考えを変えるきっかけになりました。しかもそのタイミングで、私のところに個チャが入り、「こちらに吸収されることも含めて検討できませんか」という提案がありました。同じく100位以上の連盟であり、人数も同じくらいということでしたが、こちらのコンセプトに賛同してくれたようで「吸収されることもOK」ということでした。そこで方針を変更し、こちらに合流するということであれば優先的に決定する旨を伝えました。
メンバーに確認すると、「こちらに合流する」ということなら、その提案を優先しましょうということでしたので、相手から了承をいただいて、合併交渉がスムーズに進みました。基本合意後はすぐに合流手続きが始まり、1回目の失敗がなかったかのように新しい体制が出来上がりました。
同規模の合併でしたし、連盟の名称は新しくすることとなり、ルーツを残すような名称に変更して、新たな活動を始めることとなりました。幹部もそれぞれの出身者で折半して体制を構築して、今回の連盟統廃合の取り組みはとりあえずひと区切りとなりました。
今後について
連盟は新しい仲間を迎え入れることによって、存続が決まりました。しかし、遠征2のマッチングやそこでの状況により、また人数が減ることを想定しておく必要があり、次の戦備サーバーでまた連盟の存続をかけた、いろいろな交渉をしていくことになると思われます。この繰り返しで、連盟が存続できるか、どこかに吸収されるかといったことになるのでしょうが、これもこのゲームの楽しみの一つとして捉えることができるようになりました。
MEMO
戦備サーバーはまさに「戦いに備える」場所であり、一部の強い連盟を除き、どの連盟も勧誘合戦でした。この種のゲームはアクティブをどれだけ確保できるかによって勝敗が決まると言っても過言ではないので、とても活気のあるセカチャでした。連盟Aと連盟Bはランキングでも最終的に20位以内に入る強豪になったので、私たちがお願いしていても結果的に受け入れてもらえなかったかもしれません。連盟Cはそのままの感じなので、その後に大きな動きはなかったのかもしれません。いずれもとても面白い経験ができました。なかなかいいシステムなので、次の機会も楽しめるように、まずは遠征2で連盟を成長させることができるようにしていきたいと思います。